手術時間：
約1～2時間
麻酔タイプ：
全身麻酔
入院：
2~3泊
洗顔・化粧：
手術7日後可能
手術後のチェックアップ：
2回(患者の状態によって異なる)
抜糸：
手術14日後
両顎手術
両顎手術は、上顎と下顎を同時に手術するという意味でつけられた名前です。両顎手術の目的は, 上・下顎を正しい位置に移動させることで、矯正治療だけでは治療されない不正咬合の改善で、噛む筋肉に影響を与える障害を改善することです。手術を通じて、正常な咬合が得られるのは勿論、顔立ちを改善することで審美的な効果も高いです。 両顎手術による顔面非対称矯正が、顔面輪郭手術と異なる点は、顎骨自体が片側に傾いているか、大きさがアンバランスで非対称であるかという点です。両顎手術はただ外見だけ変えるのではなく、睡眠無呼吸症候群、顎関節障害、噛み合わせなど、機能を向上させます。両顎手術は、 Vライン手術と並行して行う場合が多いです。両顎手術は超精密な手術前準備が必要なため、患者は手術の1週間前に来院する必要があります。
両顎手術のプロセスについて
- 手術の1週間前に超精密な手術前検査を実施します。
- 上顎を矯正し、理想的な位置に移動させます。
- 下顎を矯正し、理想的な位置に移動させ、上顎と一直線に並べる。
- 新しく設計した上顎と下顎を、チタン製のピンでしっかりと固定します。
- 必要な際は、回復するまで、一時的に矯正用ゴムバンドを使用します。
必要に応じて輪郭手術との併行を勧められる場合があります。
顔の輪郭のバランスと改善のために、顔の輪郭手術は両顎手術と一緒に行われることが多いです。
顔の輪郭が非対称の場合は、両顎手術と一緒に顎先やエラ削り手術を並行するのをお勧めします。
歯科矯正はどうですか？
歯列矯正は、歯並びを改善することができます。しかし、顎のズレや非対称を改善することはできません。 必要であれば、歯列矯正を手術の前後に行い、歯並びを改善しますが、これは患者さんのケースによります。
両顎手術はこんな方におすすめです!
- 顎が左右非対称である、または著しく長い方
- 上、又は下顎が、他の顎よりかなり突き出ている方。
- 上顎、下顎とも出っ張っていて、顔の上部（額、目）、中部（鼻、頬）に対してアンバランスに見える方
- 歯並びが悪い方
- 口が曲がっている方
- あごが片方に傾いている。
- 鼻と口の間が長い、または比率が合わない方
- ガミースマイルがひどい方
- 咀嚼に問題がある方
両顎手術では、上顎と下顎の矯正を行い、機能的にも審美的にも満足いただけることに間違いありません。0.1mmの誤差も許されない精密な手術を行う、口腔顎顔面外科専門医にお任せください。
- 完璧な仕上がりのため、超精密な術前準備
- 審美的にも、顎機能的にも満足できる健康な変化
- 顔面神経をできる限り保護する
- 日常生活への早期復帰
両顎手術の症例写真
ビフォーアフター
この手術を併用することで、大きな改善が期待できます：